債務整理事例 個人事業の失敗

個人事業の失敗で

こちらのページでは個人事業の失敗から多額の借金を抱えてしまい、そこから再起を目指す方の自己破産事例をご紹介します。なお、ご紹介する事例はプライバシー保護の観点から、事実を基に再構成したフィクションであることをご了承ください。

再起事例 ~個人事業の失敗で~

広告代理店を平成2~8年にかけて経営しておりました。当初は大手企業のカタログなどを取り扱うことができ、経営状況は順風満帆だったのですが……。不況のあおりを受け、主要な取引先であった大手企業からの受注がなくなってしまったのです。さらに平成7年には阪神・淡路大震災の影響で得意先2社が倒産し、報酬も回収不可能になりました。そのような状況では、経営のための資金繰りも難しく……機械のリースや社員の給与支払のために、一時しのぎのつもりだったのですが、わたしは消費者金融に手を出しました。

 

それから数年後、わたしの会社の抱える負債は4,000万円にも達しており、平成8年に廃業しました。わたしは会社の連帯保証人でもあったので、その後も保証債務の返済は続けざるを得ません。そのため、わたしは再び個人事業として広告代理業を始めました。4,000万円の負債を返済するために、従業員は雇用しない形で地道に経営を続けたのです。自宅や車も処分し、債務の返済に充てました。経営は順調で、一時期は月の手取りが100万円にも達するほどでした。結果、負債は800万円まで減り、このペースでいけば無事に完済することができると、わたし自身は考えていたのです。

 

しかし好調子も長くは続かず、平成12年頃からは業界自体が停滞し始め、その結果わたしの事業もまた経営悪化に陥りました……。負債の返済が滞ることもあり、一時は800万円まで減った負債額も1,300万円にまで増加してしまいました。わたしの手取り給与は25万円まで落ち込み、一方で消費者金融の債権者への約定返済は月額20万円にも達していたのです。わたしは……破産宣告を受けることを覚悟しました。しかし、破産手続きを司法書士さんに依頼したときから、広告代理業としての事業は“信用を失い”廃業せざるを得ませんでした。

 

現在、わたしは別の広告代理店に手取り29万円で勤務しています。妻と子どもとは別居中であり、食費・光熱費・子どもの教育費として毎月10万円を仕送りしている状態です。わたしの生活費は残額19万円となりますが、自力で生活できるものと考えています。しかしながら、残り1,300万円もの負債を今後支払っていける目処がたちません。債権者の方々には大変申し訳なく思っていますが、自己破産を申請することで、再起するチャンスをいただきたいと考えています。

 

(この事例は事実を基にした再構成したフィクションです)

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