ワーキングプアにより
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再起事例 ~ワーキングプアにより~
こちらのページではワーキングプアにより多額の借金を抱えてしまい、そこから再起を考え任意整理を行った方の事例をご紹介します。なお、ご紹介する事例はプライバシー保護の観点から、事実を基に再構成したフィクションであることをご了承ください。

バブル崩壊後の就職氷河期まっただ中に大学を卒業したわたしは、随分と長い間、フリーターを続けてきました。若い頃は特に自分の雇用状態に不安を感じること もなかったのですが、やはり自分の年齢が30歳を回った頃から、なかなかいいアルバイトにもありつけなくなってきたことに不安を感じ始めていました。同い年の妻と結婚したことも、その不安の原因の1つにあったのだと思います。にも拘わらず、次のアルバイト先が見つからず離職期間が少しずつ延びている状態にありました。
妻は派遣社員として4年間勤務しており、手取りで月16万円ほどの収入。そしてわたしはようやくありついた派遣の仕事で、月の収入が手取り13万円ほど……。仕事はハードで朝から晩まで働いているのにも関わらず……。見れば、世間では働く意欲はあるものの正社員として就職できず、派遣社員などの非正規雇用で、あげく収入は少ない――そんな「ワーキングプア」と呼ばれる若者が増えているようです。とは言え、自分と同じ境遇の方が沢山いることを知ったところで、何の慰めにもなりません。働けど働けど、楽にならない暮らし……。
さらに困ったことに、わたしは離職中に生活費として消費者金融から借入をしていました。大手の消費者金融3社から借りては返し、借りては返しを5年以上繰り返していたのです。まとめて返済しようにも、夫婦揃って日々の生活に窮している状態では、返済のための貯蓄すらままなりません。すでに取り返しのつかない状態に陥っていたのです。このままでは、債務額が雪だるま式にどんどんと増えていくことは目に見えています。先の見えない生活を続けていくわけにもいかず、思い切って司法書士事務所に相談してみることになりました。
司法書士事務所では、借入していた債務額を利息制限法に則って引き直し計算をしてもらい、「任意整理」の手続きを提案してもらいました。結果的に、取引期間が7年以上ということから過払いがあり、債務は消えました。自己破産をも覚悟していましたので、そうではない債務処理方法を提案してくれた司法書士事務所さんに深く感謝しています。
(この事例は事実を基にした再構成したフィクションです)